先のblogのように三菱オートギャラリーを楽しんだ後、「まだ、時間があるから近くに楽しめる施設は」とカーナビで検索して内田修ジャズコレクション展示室が見つかりました。
 内田修氏は多くのジャズミュージシャンと交流のある外科医で、氏の収集してきた膨大なコレクションが1993年に岡崎市へ寄贈され、2008年に「内田修ジャズコレクション展示室」として岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」内に開設されたとのことです。「ジャズの街 岡崎」の認知度を上げるため、ジャズの街 岡崎発信連絡協議会が設立され、『ジャズの街 岡崎』のWebサイトも運営されています(同サイトに「なぜジャズの街岡崎なの?」があります)。
 岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」の1階の駐車場に車を入れ、2階の内田修ジャズコレクション展示室に入室しました。内田修氏を知る75名のミュージシャンへのインタビューをヘッドフォンで聞くことができ(時間の関係からその一部を聞くにとどまりましたが)、オープンリールデッキなどの昔の録音機材を見ることができました。ドラマーとして活躍している中、事故で下半身不随となり、その後、独自のドラムセットを携えて復帰した富樫雅彦氏(2007年逝去)のドラムセットを目にし、富樫氏の姿は見えないけれどそこに生きているような感じを受けました。展示室内は撮影禁止ですが、『ジャズ情報 岡崎アート&ジャズ2012』のWebサイトに雰囲気を伝える写真があるのを住処へ帰ってから見つけました。
 「りぶら」の1階には内田修ジャズコレクション収蔵庫があり、ジャズレコード12,000枚などが収蔵されているとのことです。また、1階には大きな展示室ではありませんが、岡崎むかし館もあり、昭和10年代、昭和30年代の暮らしの比較などを楽しむことができました。
 岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」は、岡崎城二の丸能楽堂三河武士のやかた家康館のある岡崎公園の近くです。また、10月のblogで紹介した「八丁味噌の郷」も約600mほどの距離です。