“the mother” of the disability rights movement とされた Judy Heumann さんが3月4日に逝去されたことが報じられました。「私たちの力を信じて励まし続けてくれたジュディ、ありがとう! ジュディ・ヒューマンがお亡くなりになりました」DPI 日本会議DPI:Disabled Peoples’ International)のWebサイトで伝えられています。
 「バリアフリーデザインから人間工学へ」とするblogを2020年に書きましたが、そのきっかけとなったBerkeleyでの2週間ほどの滞在の中で障害者に配慮した住宅設計、街づくりが必要なことに気付かされ、この分野に関心を持ちつづけています。1990年のAmericans with Disabilities Act (ADA) にも Judy Heumann さんが関わられていたことを知りました(上は八代英太・冨安芳和(編)「ADA(障害をもつアメリカ人法)の衝撃」(1991年、学苑社))。
 ジュディス・ヒューマン / クリステン・ジョイナー (原著), 曽田夏記 (訳)「わたしが人間であるために: 障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語」(2021年、現代書館)が出版されていたことを知りました。
 NHK Eテレのハートネットに出演の姿を拝見していた脊髄性筋萎縮症Ⅱ型(SMA type 2)という難病の海老原宏美さん(リンク先は海老原宏美基金)が2021年12月24日逝去の報に接した時のことを思い出しました(2021年12月29日、東京新聞)。