令和4年12月4~10日は「第74回人権週間」です。
 東京オリンピックの招致活動については「東日本大震災からの復興もまだなのになぜ、お祭り騒ぎの東京オリンピックを招致するのか? 東京オリンピック開催の工事のために建設労働者が復興工事からとられ、建設物価が高騰し、復興にブレーキがかかることは自明なのに・・」と憤りを覚えました。

 「「アンダーコントロール」などという安倍首相による世界に向けた破廉恥なまでの虚偽発言、裏金不正疑惑、抵抗するアスリートの排除、野宿者排除・人権蹂躙、だるま式に膨れ上がる開催費用/まやかしの経済効果、環境汚染、置き去りにされる福島復興・原発対策…… 様々な問題が山積・噴出しているにもかかわらず、なぜ東京でオリンピックを開かねばならないのか? 政府・東京都・広告業界、それらと一体と化したマスメディアが、これらの問題に目を耳を口を閉ざして歓迎ムードを醸成、反対の声を抑圧するなか、2020東京オリンピック開催に対して、スポーツ、科学、思想、哲学、社会学などの研究者・活動家ら16人による根源的な異議申し立て。」と内容紹介される 小笠原博毅 / 山本敦久 (編)「反東京オリンピック宣言」(2016年、航思社)をBOOKOFF 秋葉原駅前店で目にしました。「過去のこととして忘れてはいけない」と思い、入手しました。
 先のblogで大下英治 (著)「電通の深層」(2017年、イースト・プレス)について触れましたが、「オリンピック開催が決まれば儲かる!」という「国民全体のことを考えない輩」が政治に深く絡んでいることにやりきれない気持ちとなります。
(税込1,690円→税込520円→税込220円)