「1998年、スーパーカミオカンデでニュートリノ振動を確認しニュートリノの質量がゼロでないことを世界で初めて示した」(Wikipedia)と紹介される戸塚洋二先生がお亡くなりになったことを2008年7月10日のニュースで知りましたが、その時から13年が経ちました。NHK総合で2009年7月14日放送のヒューマンドキュメンタリー「あと数か月の日々を〜物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる〜」を見て「科学(工学)に関わる人間の生き方は」と考えさせられたことを思いだします。
 「恥ずかしい死に方をしたくない」と帯に示された戸塚洋二(著), 立花隆* (編)「がんと闘った科学者の記録」(2009年、文藝春秋)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見つけ、入手しました(2009年のblogで本書について触れながら入手していませんでした)。(税込370円→税込220円)
 本書を読みながら目が潤んできました。


*立花隆先生も今年4月30日に逝去されました。そしてNHKの「立花 隆さんをしのんで」とする追悼特集の番組を何本も見ました。