「THE Bible+聖書 新共同訳 NI43HーAP」について書いた先のblog青い森のヨッチンさんから「キリスト教信者ではないですが大学がプロテスタント系の学校だったので授業でキリスト教や聖書を学びました。確かに絵画などはキリスト教の知識があるのとないのとでは鑑賞の深みにかなり影響が出ますね」とコメントをいただきました。
 そのコメントから、約20年前に放送大学の講義の博物館学で絵画とキリスト教の関係を勉強したような記憶が蘇ってき、井出洋一郎(著)「聖書の名画はなぜこんなに面白いのか」(2010年、中経出版;リンク先は教文館)をBOOKOFF 埼玉三郷店で見つけ、教文館の「海外旅行に出かけ、有名な美術館にせっかく足を運んでも、何を描いているのか、さっぱりわからない…。もし、そうだとしたら何とも残念なこと。西洋絵画には、私たちにとっては馴染みが薄い旧約聖書・新約聖書を題材とした作品が数多くあります。聖書の物語の知識が少しあるだけで、絵を見る楽しみがグンと広がります。本書は、その手助けとなる初心者向け入門書の決定版。」という内容詳細もあって入手しました。(税込110円)
 拾い読みした程度ですが、「あの絵はそのような場面だったのか・・」となり、「このような予備知識を身につけていれば絵の見方が変わってくるなあ」になりました。なお、本書、文庫サイズのため、私自身の視力の経年劣化もあって「もっと大きな絵で見たい」になっています (^_^;
 井出洋一郎(著)「知れば知るほど面白い 聖書の“名画”」(2016年、KADOKAWA*)は本書を改題し、加筆、新編集を行ったもののようですが、同じ文庫サイズなのが・・。


*:中経出版は2013年にKADOKAWAに吸収合併され、出版社表記がKADOKAWAになったとのことです。