PREDATOR XPの現物を初めて見たのは「ジャパン・ドローン 2016」ででした(blog)。amazonで洋書のバーゲンを見ていて、Richard Whittle (著) "Predator: The Secret Origins of the Drone Revolution" (2014年、Kindle版)が1,100円で売られているのが目に入りました。
 日本ロボット学会『新版ロボット工学ハンドブック』(2005年、コロナ社)の編集に関ったことを以前のblogで書きましたが、その「第3編 ロボットの機構と制御」の「4.7.2 各種の空中ロボット」の中で「軍用として開発された」としてPredatorについて一言だけ、触れていたことを思い出し*、「この本の中でPredatorについてどのようなことが書かれているのだろうか?」と気になって「ポチッ」とKindle版を購入しました 。
 そして"Predator"を斜め見しましたが、amazonの紹介文の"Based on five years of research and hundreds of interviews, Predator reveals the dramatic inside story of the creation of a revolutionary weapon that forever changed the way we wage war and opened the door to a new age in aviation." の通りの内容で、図もなく、購入前は少しだけ期待したのですが、技術的な解説もなく、「本の解説にそのことが書かれているでしょ!」で細川たかし氏の「心のこり」の歌が頭の中に流れてきました・・ (T_T)
 なお、Predatorのファーストフライトは1994年で昨年、25周年を迎えたとのことです。


*:「学会として軍事関連の技術を詳しく書くことは避けるべき」という姿勢。なお、ロボット応用として地雷探査ロボットが解説されていて、その前提になる地雷については解説されています。軍事関連技術の取扱いは難しいです。