今年の冬は雪や雨が少なく、2月26日の流山水位流量観測所の江戸川の中の測定装置での水位は約1.4mで江戸川の各所に砂洲が現れていました。
 流山水位流量観測所のパネル(上)に計画高水位10.340m、過去の最高水位9.400m(昭和10年9月26日室戸台風)の表示があるのを見て「1947年9月のカスリーン台風の影響は?」になりました。そして「利根川の東武日光線の上流の埼玉県東村(現・加須市)で堤防が決壊したため、江戸川の水位の上昇とはならなかったのでは・・」と気づき、「表示された水位を単純に信じてはならず、必ず、過去の上流の水害の状況を確認しなければいけない」となりました。
 それにしても冬場の降雪量や雨量が少ないことが、「今後の水不足につながるのではないか」ととても心配になっています。