建築物は関心分野で撮影時、「あと1歩下がれたら全体を写せるのに」で35mm判換算24mmの広角に対応できることを目安にカメラを選んでいます。それでも「もっと広角を!」で、PENTAX K-5IIs用に10-20mm F3.5 EX DC HSM(SIGMA)を入手したり(blog)、FUJIFILM X-M1の標準ズームXC16-50mmF3.5-5.6 OISに0.8倍のワイドコンバージョンレンズWL-FXS6(FUJIFILM)を組合せたり(blog;この組合せは画像周辺の画質低下が認められることから実戦投入せず)、COOLPIX P330(改)と0.79倍のワイドコンバージョンレンズDW-6(RICOH)*を組合せて35mm判換算19mmの広角に対応させています(blog)。
 LUMIX DMC-GX7MK2(Panasonic)と標準ズームレンズLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. の組み合わせは35mm判換算24mmに対応しますが、やはり「もっと広角を! それも保有機材の活用で費用をあまりかけないで・・」となりました**
 「フォーサーズの標準ズームレンズLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. DW-6の相性はどうだろうか?」で、Web検索し、少年レンズのblogで「RICOHのワイドコンバージョンレンズDW-6と、PanasonicのGM1GM5のキットレンズLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH.の相性が結構良い」と紹介されているのを見つけました。そこでステップアップリング37→43mmを調達して組合せ、試験撮影しました。
 撮影した画像を注意深く見ると望遠端で撮影した画像の端の一部に「ローパスフィルターレスの撮影画像で生じるモアレ?」と感じるものがありましたが、解像度の低下は感じられず、私の用法では全く問題ありません。少年レンズのblogの記載内容を確認できました。COOLPIX P330のイメージセンサーはDW-6が対象とするRICOHのデジタルカメラと同程度のサイズで画質に影響はないのは当然と考えますが、M4/3のイメージセンサーのLUMIX DMC-GX7MK2にも対応できるのはDW-6の光学設計の優秀さが実感されます。
 DW-6の重さは約 110gで組み合わせた場合、優しく扱う必要がありますが、「35mm判換算19~50mmという使い勝手のよいズームレンズは他にない」で「撮影条件によって常用もありかな」になりました。