新東名を走行していて故障車停車の注意の表示がでていました。そして左側に停車する貨物トラックを横目に見てトンネルに入ったところ、それまで聞いていたFM放送の番組が、トンネル内に故障車が停車していることを伝えるものに変わりました。「もう一台、故障車があるのか」と心の準備をし、左側に停車する貨物トラックを見て安全に通り過ぎることができました。
 「トンネル内ラジオ再放送装置は,通常時は放送局の電波の届かないトンネル内においてカーラジオでAM・FMラジオ放送を聴取することを可能にする設備である。また,事故などが発生したとき(非常時)は,通行者に対してラジオ放送を通じ,警報情報・避難誘導情報の割り込み放送を行い,トンネル内の快適な走行と安全確保をサポートする。」(下記のリンク先の古窪光昭氏の施設紹介より)で、今まで「トンネルに入る前と後でFM放送の時間ずれがあるなあ」程度の認識でしたが、その有効性を実感させられました。

*: 写真は新東名を上記のトンネル内で故障車の停車を聞いた4月4日、走行中に111,111kmと1並びを目にした後、SAに入って1が4つ並んだ距離計を記録撮影したものです。