庭師をしていた親族の住処の玄関前、上の写真のように砂利等で少し高くした部分に合板を敷いてその上に足拭きマットを置いた状態が長年、続いていました。その主がなくなり、法要を行なうことになりました。「そのうち、家の周りを整備するから」と言っていた彼がどのように考えていたかはわかりませんが、「この状態では・・」となりました。
 そして彼の敷地内に材料として置かれていた寸法約80×40×10cmの石材が6枚あるのを見つけ、「これなら玄関の下に見える花崗岩と違和感ないし、その下のコンクリート打ち放しの部分を隠せる」となり、私の力で石材の片側を持ち上げられることを確認して「道具を使って何とかなるかな」で作業にとりかかりました(後で計算し、花崗岩の平均密度2.75g/cm3から1枚の重さは約88kg)。このような力仕事は初めてで、また、5枚の石材を並べて敷くだけでしたが、隣合う石材との間の段差を少なくするために調整を何度も行なうことになり、彼の仕事の大変さを少しだけ実感しました(他の1枚は別の出入り口の前に踏み石として設置しました)。