あの日から6年が経ちました。

■ 『沿岸災害の予知と防災 - 津波・高潮にどう備えるか -』
 高橋博・竹田厚・谷本勝利・都司嘉宣・磯崎一郎編集『沿岸災害の予知と防災』(1988年、白亜書房)を明倫館書店で入手したのは以前のblogより昨年の12月11日のことでした。そして積読の山から本書を取り出し、斜め読みを終えました。総408ページのうち、175ページが津波について解説され、『まえがき』は「国民全員が津波に備えよう」と見出しされ、11ページにわたって津波への対応を訴えかけています。つい、「東日本大震災前にここに書かれたことが共通の知識となって行動できていたら・・」と考えてしまいました。