1月末、丸善丸の内本店の洋書売り場を眺めていて、Bruno Siciliano, Oussama Khatib : "Springer Handbook of Robotics (2nd Edition)" (2016, Springer Handbooks)が目に入りました。「新版ロボット工学ハンドブック」(2005年、コロナ社)の編集に携わっていたこともあり、気になりました。そこで「どのような内容かな」と2,227ページという重い本のため、床に座ってざっと中味を見てみました(2008年の初版が1611ページで大幅ページ増)。ロボット研究分野の新しい語が各所に盛り込まれていることを感じました。そしてamazon.comのレビューで学部からといったものがありましたが、「ロボットの基本的な知識を有する専門家が参考にする本かな」という印象を受けました。そして執筆者の紹介と顔写真が入っていることに論文誌のようで違和感を感じました。なお、4万円ほどするため、購入は見送りました。