早稲田大学メディア文化研究所の「メディアの将来像を考える会」の1月例会(1月10日)の元朝日新聞社販売局の畑尾一知氏による「販売面から見た新聞の未来」を聴講してきました(上の写真は会場の早稲田大学26号館)。
 講演の内容は朝日新聞の歴史の中での部数や販売価格の比較、今日の新聞の販売状況について語るものでした。新聞生き残りの手段として価格を下げることが必要、米国の新聞社の記者の賃金は安いのだから日本も下げればよい、紙の新聞を守るべき、といった論が展開され、インターネット時代において新聞の内容をどうすべきかについては触れられませんでした。
 キャンパスの門のところに国際シンポジウム「人文学の再建とテクストの読み方──津田左右吉をめぐって」(1月14日)、「グローバル社会における大学の役割 ~国際的な人材育成フレームワーク~」(1月23日)などの立て看板がありました。