国立情報学研究所の「情報学最前線」平成28年度市民講座の第4回「インタラクティブな知能 AIをバズワードで終わらせないために」山田 誠二教授、人工知能学会 会長)を聴講に11月29日、学術情報センターへ行きました。会場は16×16の席が満席で予備の椅子で座られている方もいて関心分野であることを実感させられました。
 山田教授の講義、私が現在のAIに抱いている認識と変わらないもので共感しました(1980年代のエキスパートシステムを中心としたAIブームも醒めた眼で私は見ていました・・)。講演の最後に「さらなる勉強のために」として山田 誠二 (著)『人とロボットの<間>をデザインする』(2007年、東京電機大学出版局)、馬場口 登・ 山田 誠二 (著)『人工知能の基礎 (第2版)』(2015年、オーム社)、西垣 通 (著)『ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める』(2016年、中公新書)が紹介され、特に『ビッグデータと人工知能』はお薦めしたいとのことで、「読んでみよう!」という気持ちになりました。
 次回は来年1月31日開催の「サイバー攻撃に耐性を有する情報ネットワーク システム全体を俯瞰したダメージコントロールの実現」です。この講義も気になります。