第17回報道実務家フォーラム「『パナマ文書』はこうして取材・報道した」が6月2日、早稲田大学3号館402教室で開催で聴講してきました。
 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によって各国のジャーナリストが組織され、データベースを共有して取材し、4月4日の『パナマ文書』の報道となりましたが、実際にそれに携われた日本関係の分析・取材を担当した朝日新聞の奥山俊宏氏、共同通信の澤康臣氏、在米フリー記者のシッラ・アレッチ氏(他に1名イタリア人の方が携われていたとのこと)から講演していただき、どのような活動であったか理解することができました。そしてICIJのような組織の活動を実現させることのできる米国と日本の差について考えさせられました。
 402教室はおよそ200名を越える人(報道の実務に携わる人、学生、一般の人など)が聴講され、質問の時間も多くの手があがり、関心の高さを実感させられました。