写真は2007年2月の「夢大からくり展」(江戸東京博物館)でのもの

 放送大学の特別講義の「江戸時代のからくり文化~座敷からくりに見る日本のエンジニアの源流~」を見ました。峰崎十五氏(江戸からくり復元師)、後藤静夫氏(京都市立芸術大学教授)、村上和夫氏(フリーライター; 「完訳 からくり図彙」をまとめられた方)の出演で、峰崎十五氏が復元した様々なからくりの動きを目にすることができました。そして峰崎氏が「弓曳き童子について誤った内容が伝わっている」として「わざと1本矢を的から外すようにつくられている」という話が伝わっているが、矢の製作が1本うまくできなかったことによるもので機構によるものではないことなどを紹介されました。私も「1本わざと外す」という話には「ヘーッ」となったのですが、「そうか・・」と理解しました。
 この特別講義で田中久重作の「文字書き人形」の複製が安城市歴史博物館に所蔵されていることを知りました。「常設展示されていれば近くへいった時に」で、安城市歴史博物館に電話したところ、常設展示はされておらず、これまで1月にこの複製品による実演がされてきたことを知りました。
 「安城市歴史博物館の催し物を確認し、来年、タイミングがよければ・・」です。