ボランティア活動の関係で東京都立中部総合精神保健福祉センターで開催の一般見学に参加してきました。「都民の精神的健康の保持増進、精神障害者の自立と社会参加の促進のための援助を総合的に推進することを目的とした精神保健福祉法に基づく施設」として、多摩市と台東区にもセンターがあり、中部総合精神保健福祉センターは主に23区西部の10区を管轄とし、就労、復職あるいは就学・復学をめざす、精神科・心療内科などに通院中の方を対象とした、精神科デイケアの事業が行なわれています。見学はこの事業の利用を希望される方を主に対象としたもので、センターの紹介ビデオ、センター全体のPowerPointによる説明、施設見学で構成されます。実習室の前の掲示板に「朝を制するものが健康を制する」などの標語が書かれていて「成程なあ」となりました。
 中学生2年生の時、一人のクラスメートが授業中に突然、声をあげるなどの行為をしていて「授業の邪魔になる」、「家の躾が」などと考えました。コミュニケーションが難しいその子は学年の途中でクラスから去りましたが、後に知的障害について知り、「何ということを考えてしまったのだろう・・」と今も後悔しています。この体験から「多くの人が障害について理解する」が重要な第一歩ではないだろうかと考えています。