先月のblogで閉館時間後の東京都水道歴史館を訪れたことを書きました。近くに来て所用を終え、「開いている時間にいける (^_^) 」で東京都水道歴史館を見に行きました。歴史館の2階に徳川家康によって開かれた江戸の上水の整備の歴史、当時の技術が紹介されていました。井戸というと「地下水のある深さまで縦穴を掘って・・」と思っていたのですが、江戸の井戸は例えば地中に上水に接続される埋設された木樋と竹樋を接続し、その竹樋が上水井戸に接続され、給水される仕組みであることを知り、「井戸といっても全く構造の違う井戸なんだ・・」と勉強になりました。江戸時代の長屋も展示されていてこれも楽しめました。そして1階の近現代水道に関わる展示も色々な面で勉強になりました(東京都水道歴史館のWebサイトから東京水道の歴史を紹介するpdfファイルをダウンロードできます)。
 江戸・東京の歴史、また、土木技術について関心ある方に見学をお勧めしたい施設です。なお、東京都水道歴史館では9月6日、7日、13日、14日に記録映像上映会が開催されます。