TSN-664でデジスコ

TSN-664をスポッティングスコープとした私の新しいデジスコ

　スポッティングスコープの出物、TSN-664の入手を決めたのはTS-613で使用のアイピースやデジスコ用機材が流用できることによります。そして早速、TSN-664をデジスコ対応とすべく、TS-613に取り付けていたTSN-DA1に付属の変換リングを外して、TSN-664の接眼部外ネジへ取り付け、30XのアイピースTE-14WDを取り付け、TSN-DA1のインナーチューブを取り付けました。なお、アイピースTE-14WDを入手した際、FinePix F31fdの広角端で生じる周辺減光を低減するため、デジタルカメラアダプターTSN-DA1とデジタルカメラFinePix F31fdを接続するための自家製の接続用アダプター（CoolPix P5100/P5000用のアダプタリングUR-E20を改造したもの）の改良型を製作し、TSN-DA1にショートスリーブTSN-SS1を組み込み（私のTSN-DA1は旧型のため）、セッティングを出したことを以前のblogで書きましたが、TSN-664にもそのセッティングがそのまま、流用できました。

　そしてお決まりの月撮影・・・。
　まず、眼視で月を導入しましたが、TS-613に比較して月が明るく見える気分がします（計算上、光量は20%増しですが、同時比較しないと判別できないレベルのはずなのですが・・）。そして以前、本blogで紹介のACTY H7X18を使って合焦の精度を高めました。しかし、撮影結果は大気の影響を大きく受けることから、もうひとつでした (T_T)
　なお、傾斜型のTS-613から直視型のTSN-664となって、「やはり夜空の撮影は傾斜型が楽だなあ」を実感です。


2013年4月28日 0:35の月
FinePix F31fdの焦点距離18.1mm（35mm判換算81.5mm）に30Xのアイピース使用で2443.5mm相当、1/200 sec、F4.3
画像サイズ6M(2848 x 2136)で撮影し、2136×2136にトリミングの上、512×512にリサイズ


上の月の「危機の海」周辺を等倍でトリミング


<< TE-14WDの仕様 >>
　倍率　　　　：30倍
　実視界　　　：2.4°
　見かけ視野　：72°
　アイレリーフ：20.0mm
　ひとみ径　　：2.2/2.0mm　 （TSN-660 / TSN-600）
　明るさ　　　：4.8/4.0　　　 （TSN-660 / TSN-600）
　1000m視界 　：41.9m
　適用スコープ：TSN-660/600シリーズ
　付属品　　　：前・後キャップ

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久し振りの新宿での出会い・・：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-04-27
デジスコ用にアイピース TE-14WD を入手：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-01-20
FinePix F31fd用のUR-E20を使ったアダプタの改良モデル製作：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-01-22
デジスコのピント精度を高めるためにACTY H7X18を改造：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-02-16
TSN－664 レポート by たーぼ♪ DIGISCO.COM
http://www.digisco.com/mm/dt_before/toku48.htm