D FA MACRO 100mmF2.8 WRをK-7に取り付けた姿

D FA MACRO 100mmF2.8 WRの絞り羽根

 PENTAX K-7を入手し、3本目の交換レンズとしてD FA MACRO 100mmF2.8 WRを入手しました。やはり、レンズ沼に片足突っ込んでしまったようです。
 新しいMACRO 100mm、金属製の鏡筒、Limitedレンズと同じ金属のピントリングのデザインで所有感を満たしてくれます*。冬は「冷たい」ですが、昔のレンズの感触を思い出し、K-7のボディがマグネシウム合金であることも相まってなかないかよいです。WR仕様としてマウント側に赤いリングが配置され、絞りは旧モデルと同様に8枚羽根ですが、羽根の形状を変えることで円形絞りが実現されています。
 100mmという焦点距離は35mm判換算153mmで「マクロ撮影で大丈夫かな・・」と少し心配していたのですが、K-7内蔵の手ぶれ補正機能のおかげで心配は杞憂でワーキングディスタンス公称130mm(TOTALで公称303mmですが、撮像センサーから本レンズのフード先端まで180mmあります)とれることのメリットを感じました。レンズの内鏡筒が伸び、また、レンズを撮影対象の近くで使うため、「もしも」のために保護の目的からもフードは常時つけて使用することにしました。
 距離リングはPENTAXがいうように滑らかな動きでMF操作が楽しく、クイックシフト・フォーカス・システムがマクロ撮影でメリットが高いことを実感しました。また、マクロ撮影でAFが効かないとき、距離リングを使ってファインダーで被写体が認識できるくらいにしてからシャッターを半押ししてAFであわせるのがピントを速やかにあわせるこつと理解しました。

*: DA 35mm F2.8 Macro Limitedとは、ピントリングのデザイン、49mmのフィルター径、絞りリングを排していることなど共通点が多いです。絞りリングを排したことで部品点数の低減(想像ですが、同レンズと共通部品化を図っているかもしれません)によって価格を抑えることができたのではないかと思います。
 Limitedレンズはキャップ、フードまでアルミ合金削り出しを特徴としていて、本レンズがLimitedと名乗らないのは、キャップ、フードがプラスティック製のためでしょうか・・。

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D FA MACRO 100mmF2.8 WR (PENTAX) とレンズ沼
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2010-01-05-2

PENTAX D FA MACRO 100mmF2.8 WR DFAM100WR

  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス