「千葉県野田市から依頼を受けて行った、コウノトリの飼育・放鳥を視野に入れた野田市の自然環境歴史調査の結果を収録する。ほか、コウノトリが営巣する松林についての考察や、市長のオーラル・ヒストリーなども掲載。」と内容紹介される 新保國弘(著)「コウノトリの舞うまでに ― ガン・ツル・コウノトリに見る野田の自然史」(2013年、崙書房)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手したのは2022年のことでした。
 崙書房は地域に根差した出版社でしたが、残念ながら2019 年に「存立基盤である読者や著者、街の書店が減少。最後まで悩んだが、後継者がいなかった」(社長 言)とのことで解散されました。その解散後となりますが、明日も平和であるためにを推進する会 (編)「あの時子どもだったわたしたちは… ― 戦後七十年語り継ぐ戦争 ー 流山からのメッセージ ー」(2015年、崙書房出版)、流山市立博物館友の会 (編著)「ポケット版 楽しい東葛ウォーク事典―流山・野田・松戸・柏・我孫子・市川・柴又・取手を歩く」(2010年、崙書房出版)を入手したことを以前のblogで書きました。
 「ありがとう」を英語で「サン(3)キュー(9)」と読む語呂合わせから、3月9日が「ありがとうの日」となったとのことです。
 崙書房の皆さん、地域の人々への参考となる多くの本の出版、ありがとうございました。
(税込720円→税込110円)