千代田区と千代田区教育委員会の主催の令和5年度特別展 関東大震災100年「首都東京の復興ものがたり~未来へ繋ぐ100年の記憶~」(9月1日~11月26日、千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室)が開催で、その4階 特別研究室で特別研究室企画展示「震災の記録と復興の足跡」(2023年9月1日~10月31日)も開催されていることから10月31日に日比谷図書文化館へ行きました。令和元年度文化財ミニ企画展「日本橋川と大名屋敷―新発見・一橋徳川家屋敷跡―」(2019年7月17日~8月25日)へ見て以来(blog)の同館で、COVID-19の影響を再認識しました。
 関東大震災でM7超えの地震が9月1日、2日に6回発生していたことを確認することになりました。「3章 復興建築の諸相~技術者と都市デザイン~」の展示内容は前期(9月1日~10月15日)が復興小学校・復興橋梁、後期(10月20日~11月26日)が丸の内オフィス街・復興住宅で、1922年4月26日、東京地方で発生したM6.8の地震による被害から建設中の丸ビルに補強用耐震壁(ブレース)を設置したことで関東大震災に耐えたことを知りました。「前期の展示も見たかった・・」でしたが、展示室の外に置かれた特別展の冊子の見本を見て復興小学校・復興橋梁も掲載されているのを確認して入手しました(800円)。
 3階では「新聞が記録した関東大震災のリアル」(9月1日~11月26日)も開催されていて当時の新聞各社に関東大震災が与えた影響について知りました。