「在日20年の英国人ジャーナリストは、東北の地で何を見たのか? 2011年3月11日、東日本大震災発生。その直後から被災地に通い続けたロイド・パリー記者は、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出会う。74人の児童と10人の教職員は、なぜ津波に呑まれたのか? 一方、被災地で相次ぐ「幽霊」の目撃談に興味を持った著者は、被災者のカウンセリングを続ける仏教僧に巡り会う。僧侶は、津波の死者に憑かれた人々の除霊を行なっていた。大川小の悲劇と霊たちの取材はいつしか重なり合い――。 傑作ルポ『黒い迷宮』の著者が6年の歳月をかけ、巨大災害が人々の心にもたらした見えざる余波に迫る。」と内容紹介される リチャード ロイド パリー (著), 濱野大道 (訳)「津波の霊たち ー 3・11 死と生の物語」(2021年、早川書房;文庫。リンク先は2018年発行の単行本)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。
 「リチャード・ロイド・パリー氏が語る「英国人記者が見た日本」」と題する国際文化会館によるインタビュー記事があるのを見つけました。
(税込720円→税込110円)