鬼怒川の堤防決壊後、常総市災害ボランティアに参加したことを2015年9月のblogで書きましたが、その作業を通して堤防決壊による被害を実感しました。
 「決壊する河川,崩壊する山々,危険をはらむ土砂ダム…….東日本大震災から半年後,紀伊半島を襲った台風は百名近くの犠牲者を生んだ.いったい何が起きたのか.どんな危険が身を襲ったのか.奈良県十津川村和歌山県那智勝浦町の現場を,ノンフィクション作家が行く.豪雨のリスクに無縁な地は日本にはない.首都水没予測も含め,豪雨災害の実態を伝える迫真のドキュメント.」と内容紹介される 稲泉連 (著)「ドキュメント 豪雨災害――そのとき人は何を見るか」 (2014年、岩波新書;blog)、「洪水対策の第一人者が、都内の危険地区を示すとともに、あるべき強靭化の方策を提案します。」と紹介される 土屋信行 (著)「首都水没」(2014年、文藝春秋;blog)、そして「(略)首都東京における「地震洪水」は、ゼロメートル地帯を大規模に擁する首都圏に甚大な被害をもたらします。この地域の安全と国民の生活の安寧を確保できなければ、日本という国の存立そのものを失うことにも繋がってしまいます。今こそ、次の世代のために、日本でいちばん大きな弱点となってしまった首都東京の安全確保のために、あらゆることをしなければなりません。本書は、命を失うことの無い首都東京を造るための指南書です。」と紹介される 土屋信行 (著)「水害列島」(2019年、文藝春秋;blog)と水害に関する蔵書を紹介しました。
 「(略)災害大国・日本で、特に多いのが水害だ。繰り返す水害を防ぐべく、古より人は地名の中に警告を発してきた。崎、龍、狛、駒などの字は何を意味するのか? 実際に起こった災害の痕跡を、地名から探る。」と紹介される 楠原佑介 (著)「地名でわかる水害大国・日本」(2016年、祥伝社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。守屋喜久夫 (著) 「古地図が教える地震危険地帯 [新装版]」(1995年、日刊工業新聞社)に関するblogで、青い森のヨッチン さんの「地名も災害の記憶を今に伝えてくれているものが多いですよね」とコメントいただき、「水害と地名の関係について書かれた本を入手していて、今後、紹介したいと思います。」としたのが本書です。
(税込275円→税込110円)