「36年前、障害を持った息子の手術をひかえ、サイキック・ナミング(psychic numbing ; 心的感覚麻痺)の状態にあった著者は、広島で原爆投下直後から、医師たち、被爆者たちが重ねてきた苦しみと出合い、生の連続性を自覚し、癒された経験を持つ。東西冷戦の終結、核軍縮により、核を取り巻く状況が大きく変動した現在、再び、広島の人々が続けてきた営為を、世界を訪ね、核世論に影響を与える知識人たちとの対話の中で確認し合い、核時代のヒロシマの意味を改めて問い直す。アメリカ、韓国、広島と検証の旅の過程を追ったフォト・ドキュメント収載。91年刊の再刊。」と内容紹介される大江健三郎 (著)「ヒロシマの「生命の木」」(1999年、日本放送出版協会)をBOOKOFF 埼玉三郷店で入手しました。
(税込520円→税込110円)