広島の「原爆の子の像」は佐々木禎子さんの死をきっかけに建立運動広島平和記念資料館)が始まり1958年に完成しました。その運動を主題とした映画「千羽鶴」(1958年)が制作されました。そして禎子さんが病床にあった時に折りはじめた折りづるが今日につながっています。1989年公開の「千羽づる」が HDニューマスターとして2020年に発売されていたことを知りました。そしてドキュメンタリー映画「折り鶴のキセキ(仮題)」の撮影が進められていて、来夏の劇場公開が目指されているとのことです(日本経済新聞の記事)。
 NHK広島「核平和」プロジェクト(著)「サダコ ~ 「原爆の子の像」の物語」(2000年、NHK出版)をBOOKOFF 16号柏沼南店で入手しました。1999年に放送のNHKスペシャル「サダコ~ヒロシマの少女と20世紀~」の取材を含めた内容が書籍化されたものです。
 本書の「2 サダコ・12年の生と死」のページをめくると「棺の中に眠る佐々木禎子」とする写真が目に入ってきました。胸を締め付けられる思いがしました。戦争などで子供たちの命が奪われていくのはどうにもやりきれません・・ (T_T)
(税込370円→税込220円)

注意
 「サダコ ~ 「原爆の子の像」の物語」「1 世界で最も名を知られた被爆者」の中でシアトルの非営利団体のURLアドレスが掲載されていますが、出版から20年以上経ち、そのURLアドレスは危険なサイトにリンクされたものに変わっているのを確認しました。
 本書を手にされる方は決してそのサイトにアクセスしないでください。