開沼博(編)「福島第一原発廃炉図鑑」(2016年、太田出版)について2016年のblogで書きました。開沼氏の「はじめての福島学」(2015年、イースト・プレス)をBOOKOFF 16号野田店で見つけ、入手しました(税込210円)。
 例えば朝⽇新聞の好書好日の中で「(略)この本ではたくさんの統計データをもとに、一部で流布している福島のイメージがいかにズレているかを分かりやすく解説している。(略)」といように統計データを拠り所にしたことを評価する書評が見られますが、「どういう条件のデータ?」、「データを発表する側にとって都合よくまとめられていない?」と統計データを素直に信じない私は、つい、そのような読み方をしてしまいます・・・