7月25日に日本の貨物船「わかしお」がインド洋の島国モーリシャスで座礁し、船体が真っ二つに割れ、およそ1000トンの重油がサンゴ礁に流出したことが報じられました(現在は流出した重油のほとんどが回収とされます)。9月1日には流出した重油の回収作業に当たっていたタグボートが転覆し、作業員3人が死亡、1人が行方不明と報じられました。「わかしお」の座礁した原因として報じられる内容、「プロとしてあり得ない!」とやりきれない気持ちになります (T_T)
 中学生の時、商船高等専門学校への進学を考えたことがありました。理由は当時の終わりの見えない家族の問題から逃げたかったため・・。ただ、あまり泳げないことに気付き、断念しました (^_^; でも船は好きで明倫館書店『船のはなし』(書名は曖昧な記憶から)を入手して読んだり、仕事の中で離散系シミュレーションのGPSSを用いて船舶の運航シミュレーションをしたこと*もありました。
 海事実務研究会(著)「図説海事概要―海と船のガイドブック」(1983年、海文堂出版)をBOOKOFF 埼玉三郷店で見つけ、「昭和58年の発行だけど、平成19年 7刷とするこの本の著者の「はじめに」で平成3年4月と示されることから「内容的にチェックされているのかな」で、何より、海事に関する知識が得られる」で入手しました(税込370円のところ、割引で税込210円)。