先のblogで以前、勤務していた会社について触れましたが、1年間、職員組合の賃金対策部長*も務めました。会社への賃上げ要求額の決定手順、私が担当する前は「このような手順で行うのかなあ」と推測の必要な手順書しかなく、「誰が担当しても同じ結果を得られなければ・・」と考えて表計算ソフトの使用を考えました。ただ、職員組合ではソフトウェア購入を予算化していなかったため、Lotus 1-2-3も販売されていましたが、私の財布に無理のない9,700円で販売の表計算ソフト「アシストカルク」を購入し、それを使って計算手順をまとめ、その使用説明書を作成しました**。そして「〇千人の賃上げ要求の計算を9,700円のソフトで処理している」と一人ほくそ笑んでいました (^_^;
 私の後任の計算センターから来たMac使いの彼から、私が「アシストカルク」で作成したものをExcelで作り直してくれたことの報告もありました (^_^)
 職員組合の事務室にいて忘れられないのが、就業時間後、昇進に関する悩みの電話を受けたことでした。その時は企業と職員組合間の昇進に関する取り決め的なものを説明し、ただ、彼の話を聞くことしかできませんでした。「あのような対応でよかったのだろうか」と思い出すことがあります。そしてあの1年間は私を成長させる上で重要な1年だったのは間違いありません。