8月22日、運転しながらNHK FMで「音楽遊覧飛行 ▽ふるさとのうた 心の旅 ~リクエスト+ちょっと気ままに~」(8月15日午前9時20分~午前10時00分放送の再放送)を聴きました。その中にRoberta Flack(ロバータ・フラック)の”Killing Me Softly With His Song”(「やさしく歌って」、1973年)もありました。ドラムスのバスドラムを刻む音、エレクトリックベース、エレクトリックピアノ、そしてRoberta Flackのボーカルとバックコーラス。シンプルなアレンジですが、今でも新鮮に感じました。
 近年の日本の流行曲は1小節の中に如何にたくさんの音数を入れるかの競争的で「メロディラインの美しさ」や「間」というものに無関心なものが少なくないように感じます。また、「あの曲のメロディの一部を変えたのかな・・」と思えるコード進行が類似の独創性に欠けるもの、アニメソングの影響(以前のテレビアニメで流された曲は曲の流れとして無理なものも・・)、私が16, 17才の頃に作っていた自己満足的な無理なコード進行の曲( (^_^; )を思い出させるものが「取り敢えず、リズムを前面に出して胡麻化せば分からない」的にアレンジされて流れているように感じます。そしてそれらを聴くと「虚しい」 という気持ちに・・