元号が平成から令和になること、「西暦の下2桁に12を足して平成の年へ換算」なのが、「西暦の下2桁から18を引いて令和の年へ換算」という実務的なことだけ気にしています。そして明日から令和で2005年12月14日の「ロボット工学セミナー『未来医療を切り拓くRT』の聴講」でスタートした本blogも13年以上経ち、令和に突入することになります。
 本blogを始めた当時の「英文タイプ修得の勧め」の中で「算盤は暗算の技術を身につけさせてくれました」と書き、約12年後に「九九の思い出」を書きました。珠算塾に通ったことで算盤以外の分野でも「覚える」ことを意識するようになり、「国語辞典の思い出」で書いたように国語辞典を読み通させ、小学校の図書室で読んでいない本はなくなり、屋根裏部屋に積まれた父、母、兄の本や雑誌で興味の湧いたものを片っ端から読むきっかけとなりました(→ 神田神保町の古書店街が好きなのはこの当時の屋根裏部屋の生活から)。
 EBPocket professional をスマホにインストールしてシステムソフト電子辞典シリーズの『広辞苑(第五版)』(EPWING VER.2の規格に対応)を使えるようにしたことを以前のblogで書きました。Kindle本では「明治のことばの辞典として、また古語辞典としても役に立つ。国語辞典として使うための詳しい解説つき。縮刷版(明治37年)の内容をそのままの大きさで覆製」とする言海 Kindle版がありますが、現在の日本語に対応した通読できる国語辞典はないようです。
 国語辞典を検索の道具としてのみ考えればアプリの国語辞典でもいいかもしれませんが、国語辞典のページを開けばわかるように、目的とする語以外に様々な情報を得ることができます。そして「本として読める国語辞典の電子本があれば・・」とつい考えてしまいます。