先のblogで日比谷公園で新緑を楽しんだことを書きましたが、本来の目的である日本航空協会 第283回 『航空と宇宙』 定例講演会「空の移動革命の実現に向けて」について書きます。
 定員は180名ですが、多数の申込みがあったとのことで288のイスが用意され(講演者や主催者用のイスは除く)、私が到着した18:10には多数の方が着席され、その関心の高さを実感しました。各講演の内容は省略し、以下は感想です。
 もう15年以上前になりますが、空中ロボットに関する解説をある本のために書き、その中で航空法による制約について短く解説し、また、近年のドローンに関わる航空法の改正に関わる動きについて比較的近くで見ていました。このため、日本での法律上の制約が、まず、気になりました。次に技術的信頼性(自動車であれば道路近くで気をつければいいが、空を飛ぶものの場合、どこから落ちてくるかわからない。また、山地を飛行する場合、見えない山風の影響が大きく、これに対する対応等)が気になりました。そして米軍基地周辺の飛行体が問題となっているのに、人が乗った飛行体が色々なところを自由に飛ぶことは現在のところ、夢物語のように感じました。
 ただ、一方でそれらの国内事情だけでなく、世界を市場と考えた場合、「技術の芽をつぶす訳にいかない・・」と考えさせられました。