7月21日、「気分転換のため、東京国立近代美術館へ」となりました。そして明治大学博物館 → (神保町の古書店街で物色) → 国立公文書館東京国立近代美術館の計画を立てました。明治大学博物館を加えたのは「法政大学・明治大学・関西大学3大学連携協力協定締結記念 ボアソナードとその教え子たち」が特別展示室で7月7日~8月5日に開催で、昔、法学を少し勉強した時のボアソナードの名前が記憶にあったことによります。

■ 明治大学博物館
 新御茶ノ水駅に到着し、少しでも暑さから逃れようと建物で日陰となる歩道側を選んで明治大学博物館へ到着し、上の特別展示室に入室しました(展示室内は撮影禁止)。
 お雇い外国人として1873年に来日したボアソナードは法律に関する教育機関で法律学の講義を行うことで人を育てる一方、法典編纂の中心人物として旧刑法の起草に尽力しました(当時、日本では拷問が行われていましたが、廃止となりました)。なお、旧民法については家族法に関する部分が日本の家父長制度に適合しないとして、施行されなかったとのことです。また、展示から当時、「性法講義」といわれていたのが「自然法」であることを知りました。
 明治時代、日本の近代法の礎をつくるのにボアソナードが如何に貢献したか、今回の展示より理解を深めることができました(神奈川県弁護士会の「日本近代法の父」のWebサイトでボアソナードの貢献についてまとめられています。また、下記の各大学のWebサイトも参考となります)。日本の明治時代の法律に関する歴史に関心ある方にお勧めしたい展示です。