寝室のオーディオシステムのスピーカーとしてSC-E717(DENON;写真上左。石丸電気つくば店で1997年10月入手)を使っています。このスピーカーシステムは、背中合わせに2つのスピーカー(ウーファー)を配置するP.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)Serial方式を採用することで各スピーカーの非直線性分を打ち消しあう方向に振幅させてスピーカー駆動時に発生する高調波歪を低減し、スピーカーキャビネットの最適化設計でスピーカーの位相干渉による音圧周波数特性のピーク・ディップの防止を特徴としています。スピーカーの存在を主張しないサイズが主な選定の理由でしたが、サイズの割りに低音が豊かに感じ、特徴で解説のように優等生的な音にも惹かれました。
 先のblogのようにエッジを交換して復活した2セットあるSC-7.5(DENON;写真上右。石丸電気2号館で1992年2月、1993年12月に購入)の1セットを出先の住居へ持ちこみ、JAZZのCDをライブ感のある音で聴けるようになりました。そこで「寝室のSC-E717SC-7.5にしたら」となり、CDレシーバーのR-K731 (KENWOOD)に残りの1セットのSC-7.5を接続しました。
 出先の家で聴いたのと同様、SC-7.5でジャズを聴いて楽しくなりました(平均出力音圧レベルは余り変わらない両スピーカーですが、実際に鳴らしてみるとSC-7.5の方が音が前にでてきて音量が大きく感じます)。ただ、ベッドで横になってSC-7.5の音を聴くと眼が覚めてしまう感じで、子守唄のようにはなりません。「やはり・・」ですが、SC-E717に戻しました。