8月26日は私が属する自治会の『夏祭り』があり、その主催者側だったため、疲れて8月27日はNHK Eテレの日曜美術館「小さな家たちの冒険」を見ていました(再放送は9月3日午後8時~)。清家清先生の「私の家」が最初に紹介され、以前、図面や映像などで見たことはありますが、あの時代の制約の中で実現した設計者の理念が見える家、再び、少し感動してしまいました。
 東京国立近代美術館でローマ、ロンドンを巡回した展覧会である企画展「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」が7月19日~10月29日に開催されていることも紹介され、「いかねば!」になりました。
 小学生から中学生にかけて頭に思い浮かんだ色々な住宅の間取りなどの絵を描いていました。母方の祖父が大工だったことから、自然と住宅建築に関心を抱いたためだったかもしれません。しかし、技術の進歩の著しい電子技術の分野に将来性を感じ、建築ではなく、電気の分野を選びました。ただ、就職したのは建築会社。その後、そこで様々な技術開発業務に関わることができたのは電子計算機を含む電気の分野を学んだのは確かです(「外注する予算がない」で機械設計にも携わりましたが、「頭の中でその機械の構造や部品の組み立て方を三次元的に考えることができたのも小中学校時代に住宅の絵を書いたのが訓練になっていたのかな」です)。