先のblogでPapilio II 6.5x21の接眼レンズにASUS Zenfone 2 Laserのレンズを位置決めするためのアダプターについて書きました。実験屋の性で早速、amazonでマウントアダプタホルダー MF-CLAMP3(monofive)を入手しました(上の写真は組み合わせた姿)。
先のblogでPapilio II 6.5x21の接眼レンズにASUS Zenfone 2 Laserのレンズを位置決めするためのアダプターについて書きました。実験屋の性で早速、amazonでマウントアダプタホルダー MF-CLAMP3(monofive)を入手しました(上の写真は組み合わせた姿)。
1. MF-CLAMP3の組み立て
MF-CLAMP3は2つの部品をネジで結合する構造ですが、固定ネジがレンズの位置調整時の微妙な固定力が得られないため、手持ちの6mmのスプリングワッシャーと平座金を固定ネジに入れて組み立てました。なお、MF-CLAMP3は3脚穴も装備し、「MF-CLAMP3を三脚に取り付けてMF-CLAMP3単体で支持することが可能な軽い単眼鏡などを組み合わせる場合は三脚穴の位置を左側にした方がよいかも」ですが、双眼鏡と組み合わせる場合は三脚穴を使用することはありませんので特に左右の取り付け方向は気にしないで取り付けました。
6mmのスプリングワッシャーを使用
MF-CLAMP3(monofive)
2. MF-CLAMP3へASUS Zenfone 2 Laserを組み付け
MF-CLAMP3へのASUS Zenfone 2 Laserの組み付けは、MF-CLAMP3のクランプ部をASUS Zenfone 2 Laserの背面のボリュームボタンとが干渉しない位置に位置決めし、続いてPapilio 6.5x21に対するASUS Zenfone 2 Laserのリアカメラのアイポイントを探り、Papilio 6.5x21の接眼レンズの目当を最大に引き出した状態でASUS Zenfone 2 Laserの背面を接触させた位がよい感触を得、この位置でMF-CLAMP3の接眼レンズ側の固定部を位置決めし、ASUS Zenfone 2 Laserのカメラ画像がディスプレイの中心に収まるように位置の微調整をして固定しました。
3. 撮影
逆光で撮影条件はよくありませんでしたが、東京スカイツリーを撮影してみました。ASUS Zenfone 2 Laserの背面カメラは35mm判換算約30mmでこれにPapilio 6.5x21の6.5倍を乗じた35mm判換算195mmでは作例のようにケラレが生じます。そこでZenfone 2 Laserのズームでケラレのない画像(35mm判換算約440mm)としてみました。
広角端
4. まとめ
MF-CLAMP3、接眼レンズに固定する部分はアルミ製で質感としてはよく感じましたが、セッティングに際して接眼レンズに固定する部分の奥行きが浅く、接眼レンズに対してスマートフォンが直角にセッティングされるように注意が必要なこと、そして同様の構造のアダプターホルダーに共通するといえますが、その構造からPapilio 6.5x21とASUS Zenfone 2 Laserのレンズ中心を合わせるのに時間がかかりました。そして私のASUS Zenfone 2 Laserはシンプルブックレザーケースを取り付けているため、撮影の度にケースを外すことが必要となります。
ASUS Zenfone 2 Laserのズームを使うより、所有するFinePix F1000EXRを使った方が思い通りの画像が得られますし、MF-CLAMP3の取り付けの手間(=シャッターチャンスの減)を考えると「やはりFinePix F1000EXRとPapilio 6.5x21を携行した方が合理的で、MF-CLAMP3は実験までかな」となりました(MF-CLAMP3は「今後の別の機材実験に有効活用できれば」と考えています)。
----------
"Papilio 6.5x21 Maniac" を全面改訂して改訂4版発行:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2017-02-09
ASUS ZenFone 2 Laser の内蔵カメラの画角:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-12-26
にほんブログ村
MF-CLAMP3は2つの部品をネジで結合する構造ですが、固定ネジがレンズの位置調整時の微妙な固定力が得られないため、手持ちの6mmのスプリングワッシャーと平座金を固定ネジに入れて組み立てました。なお、MF-CLAMP3は3脚穴も装備し、「MF-CLAMP3を三脚に取り付けてMF-CLAMP3単体で支持することが可能な軽い単眼鏡などを組み合わせる場合は三脚穴の位置を左側にした方がよいかも」ですが、双眼鏡と組み合わせる場合は三脚穴を使用することはありませんので特に左右の取り付け方向は気にしないで取り付けました。
6mmのスプリングワッシャーを使用
MF-CLAMP3(monofive)
2. MF-CLAMP3へASUS Zenfone 2 Laserを組み付け
MF-CLAMP3へのASUS Zenfone 2 Laserの組み付けは、MF-CLAMP3のクランプ部をASUS Zenfone 2 Laserの背面のボリュームボタンとが干渉しない位置に位置決めし、続いてPapilio 6.5x21に対するASUS Zenfone 2 Laserのリアカメラのアイポイントを探り、Papilio 6.5x21の接眼レンズの目当を最大に引き出した状態でASUS Zenfone 2 Laserの背面を接触させた位がよい感触を得、この位置でMF-CLAMP3の接眼レンズ側の固定部を位置決めし、ASUS Zenfone 2 Laserのカメラ画像がディスプレイの中心に収まるように位置の微調整をして固定しました。
3. 撮影
逆光で撮影条件はよくありませんでしたが、東京スカイツリーを撮影してみました。ASUS Zenfone 2 Laserの背面カメラは35mm判換算約30mmでこれにPapilio 6.5x21の6.5倍を乗じた35mm判換算195mmでは作例のようにケラレが生じます。そこでZenfone 2 Laserのズームでケラレのない画像(35mm判換算約440mm)としてみました。
広角端
4. まとめ
MF-CLAMP3、接眼レンズに固定する部分はアルミ製で質感としてはよく感じましたが、セッティングに際して接眼レンズに固定する部分の奥行きが浅く、接眼レンズに対してスマートフォンが直角にセッティングされるように注意が必要なこと、そして同様の構造のアダプターホルダーに共通するといえますが、その構造からPapilio 6.5x21とASUS Zenfone 2 Laserのレンズ中心を合わせるのに時間がかかりました。そして私のASUS Zenfone 2 Laserはシンプルブックレザーケースを取り付けているため、撮影の度にケースを外すことが必要となります。
ASUS Zenfone 2 Laserのズームを使うより、所有するFinePix F1000EXRを使った方が思い通りの画像が得られますし、MF-CLAMP3の取り付けの手間(=シャッターチャンスの減)を考えると「やはりFinePix F1000EXRとPapilio 6.5x21を携行した方が合理的で、MF-CLAMP3は実験までかな」となりました(MF-CLAMP3は「今後の別の機材実験に有効活用できれば」と考えています)。
----------
"Papilio 6.5x21 Maniac" を全面改訂して改訂4版発行:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2017-02-09
ASUS ZenFone 2 Laser の内蔵カメラの画角:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-12-26
monofive iPhone スマートフォンを望遠鏡 双眼鏡 顕微鏡 フィールドスコープに取付 カメラ撮影できる マウントアダプタホルダー Ver2 軽量(アルミニウム) MF-CLAMP3
- 出版社/メーカー: monofive
- メディア: エレクトロニクス
にほんブログ村