Nikonが携帯型実体顕微鏡『ファーブルフォト』とCOOLPIX P5100等のデジタルカメラとの接続にコンパクトデジタルカメラブラケットFSB-6のカメラ側の取付けネジ径として設定したサイズは43.5mmです。そしてステップダウンリング43.5→43(八仙堂)のおかげで43mmフィルターネジ対応にした私のCOOLPIX P330(改)とFSB-6の接続も可能となったのは先のblogの通りです。
 私のフィルターネジ対応に改造したその他のコンパクトデジタルカメラとしてFinePix F31fdFinePix F200EXRFinePix F300EXRがあります。FinePix F200EXRとFinePix F300EXRはデジスコへの適用を試してズーム全域でケラレを生じることから「デジスコには不適」となった機材です。ファーブルフォトの顕微撮影もデジスコと同様にコリメート法(リンク先は誠報堂科学館)であり、「ケラレて使えないだろうなあ」と思いながら実験屋の性でファーブルフォトのカメラ側レンズにF200EXRとF300EXRのレンズを近づけて撮影し、望遠端でも大きくケラレることを確認しました。そしてF31fdはズーム全域でケラレなく使用できる可能性のあることが確認できました。