クローズアップレンズはデジタルカメラの望遠と組合せてマクロ撮影に重宝しています。
 "Conversion Lens Maniac"で書きましたが、B-MACRO(Olympus; f=400mm、取り付けネジ径:55mm、以前のblogでMCON-40に近い製品と紹介、写真右上)はズームレンズ固定式のニューコンセプト AF 一眼レフシリーズとして登場した Lシリーズの L-3(Olympus、1992 年)のオプションのクローズアップレンズで、雑誌『ビデオSALON』海野和男氏による B-MACRO の解説を読み、DCR-VX1000 (SONY)用にステップアップリング52→55mmとともに入手、マクロエクステンションレンズ MCON-35(Olympus; f=350mm、取り付けネジ径:62mm、写真左上)は CAMEDIA E-10(Olympus、2000 年)のオプションのクローズアップレンズでCAMEDIA E-20 と共に入手、AC CLOSE-UP LENS No.5(KENKO; f=200mm、写真左下)はFinePix F300EXRをフィルターねじ対応として B-MACRO を組合せ、「もう少し、倍率の高いクローズアップレンズを」で入手しました。
 先のblog「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS とクローズアップレンズの組合せ」でXC50-230mmF4.5-6.7 OISはACクローズアップレンズ No.3 (f=330mm)との組み合わせがお薦めと書きました。クローズアップレンズには1群2枚のレンズ構成で色収差を補正したアクロマート(AC)タイプを選ぶようにしていますが、「極限までフレアー、ゴーストの発生を抑えるため、両面にデジタルマルチコーティング」、「外周に墨塗り加工を施したフィルターガラスで内面反射も減少」などを特徴とするPRO1D ACクローズアップレンズ(KenkoTokina)を知りながら「ステップアップリングやステップダウンリングと組合せてMCON-35やB-MACROが使えるでしょう」と我慢してきました。しかし、「取り付けねじ径58mmのクローズアップレンズは保有していないから・・」と悪い病気が発症してしまいました(写真下右)  (^_^;
 4つのクローズアップレンズに外光を反射させて比較すると約20年の間におけるコーティングの変化、そしてPRO1D ACクローズアップレンズのレンズ表面の反射光が低減されていることがよくわかりました。