近くの書店に立ち寄って「何か面白そうな本はないかな・・」と物色していたら日本ヴィンテージ・ギター倶楽部 (著)『日本のヴィンテージ・ギター』(2016年1月7日、グラフィック社)が目にとまりました。「私の持っているセミ・アコースティックギター(Vesta GrahamのVGD1000)は・・」とパラパラと見たらVesta Grahamの名前が掲載されていました (^_^)
 VGD1000、単純に「Gibson ES335は買えないし・・」でその渋いデザインと音、販売価格(LAOX楽器館で48,000円)で選びました。椎野秀聰氏がこの分野でよく知られた存在で、椎野楽器設計事務所として製作に関わり販売されたのがVesta Grahamというのはこの本を見るまで知りませんでした。そこでつい懐中電灯でサウンドホールの中のラベルを照らし、小さな文字でSHIINO MUSICAL INSTRUMENT CORP.と印刷され、氏のサインがあるのを確認してしまいました。また、氏の著書『僕らが作ったギターの名器』(2010年、文春新書)があることも知りました。ソフトケースに入れっぱなしのVGD1000ですが、「ハードケースを入手した方がよいかな・・」です。
 VGD1000を入手し、狭い部屋だったこともあり、当時、使っていた東海楽器製造のレスポールタイプのEギターを知人に貸し、そのままになってしまったことを思い出します。