私の常時携行のコンパクトデジタルカメラは、FinePix F1000EXRFUJIFILM XQ1を出先により使い分け、時として両機を携行します。これを可能としているのが両機とも約200gという軽量でコンパクトなことによります。FinePix F1000EXRはその望遠域で特に強味を発揮してくれますが、広角側で片ボケのような感じとなることがあります。これに対して、FUJIFILM XQ1は1200万画素の2/3型 X-Trans CMOS ⅡセンサーとF1.8から始まる倍率を欲張っていない4倍ズームレンズの組合せで良好な画質の画像を提供してくれます(広角側で若干、たる型の歪曲収差を残す感じで画像処理されています)。F1.8という広角端でのレンズの明るさは安心して撮影できる領域を増やすことを実感しています。
 このFUJIFILM XQ1の後継機のFUJIFILM XQ2が2015年2月26日発売として2月5日に発表されましたが、そのWebサイトで「本製品は生産終了いたしました」という文字を見ることになりました。これにより、X FUJIFILMのコンパクトカメラはFUJIFILM X100TFUJIFILM X30となりますが、両機とも400gほどで私にとって気軽に持ち歩ける質量とはいえません。FUJIFILM XQ1について「当初予定した量より売れてしまったため、早く生産終了を出すことになった」という裏話を教えていただいたことがありますが、CP+ 2016(2016年2月25~28日、パシフィコ横浜;12月16日13:00より入場事前登録の受付開始)の直前にFUJIFILM XQ2の後継機を発表してくれるのでしょうか・・
 それにしても以前に比較してデジタルカメラの新製品の発表が少なくなりました。少々、寂しい気分・・