『防衛装備庁技術シンポジウム2015』が11月10・11日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で開催で、特別講演『JAXA航空部門の研究紹介-超音速機研究および高高度無人機研究-』(宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 大貫武氏)を聴講に10日、でかけました。講演はJAXAの航空部門と研究概要、超音速機研究、高高度無人機研究、防衛省との協力に関する構成で、高高度無人機研究は予算化して研究に取り組むためのFS段階の内容を紹介するものでした。
 ポスターセッション/展示ブースでは遠隔操縦式小型偵察システム(写真上)、手投げ式偵察ロボット、そしてUSV(Unmanned surface Underwater Vehicle)、UUV(Unmanned Underwater Vehicle)の模型などを見ることができました。
 6輪のインホイールモータを装備した車両の研究である「軽量戦闘車両システム」のポスターの前に立たれていた方と少し話させていただきました。今後、各種実験を行なうとのことで、車輪移動機構は私が少し勉強していた分野であり、現在も変わらぬ研究テーマであることを実感させられました。
 『防衛庁技術研究本部50年史』が防衛省のWebサイトからダウンロードできます。