鬼怒川の堤防が決壊した常総市のアグリロードの上流の被害地へいきました。被害状況を見ながら、「鬼怒川の近くは砂質土が多く、住宅の下の土が堤防の決壊で生じた濁流で洗掘されてこのような状態になったのか・・」などと被災直後の浸水した市街地の状況を思い出しながら、建物の被害状況から色々、考えさせられました。
 例えば泥で埋もれた側溝の泥を除去するなど、各所でボランティアの方たちの姿を見ました。
 常総市役所 石下体育館に設けられた救援物資の受付で不足品を聞いたところ、「ハンドクリーム、ハンドソープ、長靴、デッキブラシ、スポンジ、タワシ」と浸水被害にあった住宅などを住めるようにするための作業に使用する品物を教えていただきました。*
 9月24日に堤防の応急修復工事が復旧が終わり避難解除がされることをニュースで聞きましたが、浸水した地域は広く、そこに住む方々が普通の生活を取り戻すには長い時間がかかり、まだ、多くのボランティアの方たちの力を必要としていると思います。
 (上の写真は鬼怒川の河川敷に溜まった泥が乾燥してひび割れてきた状態)