1月30日、NHKスペシャル シリーズ東日本大震災「傷ついた人に寄り添って~黒田裕子さん~」を見ました。「阪神・淡路大震災の仮設住宅で高齢者の見守りや災害看護といった活動を開始して以来、災害支援の道をつねに現場で切り拓いてきた」とされる方で番組は黒田さんの経歴・活動などを伝えながら、末期がんで病床にある黒田さんのdying messageを伝えるものでした。
 阪神・淡路大震災を機に、他者のために自身の生活のほとんどを捧げた黒田さんに対して「なんてすごいことをなさっていたのだろう!!」という気持ちにさせられました。

■ 後藤健二氏のニュースについて
 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる組織に拘束されている後藤健二氏に関するニュースがNHKの定時のニュースの最初に報じられ、進展がないこともニュースとなり、多くの時間が割かれています。これは他のマスメディアでも同様です。
 「ジャーナリストである後藤氏が囚われていることがそのニュースの取り扱いに影響しているのでは・・。それがISの目論見ではないか」と思われてなりません。特に放送の場合、その影響を受けて重要な国会の審議に関する報道が削られているようで「マスメディアの使命を放棄しているのでは・・」です(それを悦ぶ人々もいると思いますが・・)