自動車を運転している時、放送大学のラジオ講義をながら聞きしていることを以前のblogで書きました(運転に支障がない程度の聴き方ですが・・)。
 最近、興味深く聴講できた講義を3つ紹介します。

■ ことばとメディア('13)―情報伝達の系譜―
 放送大学の大橋理枝准教授による「第11回 電信・電話 」、電信や電話がどのように発明されたかや当時社会状況などを交えながらの講義で、歴史との関係が理解でき、興味深く聴くことができました。

■ 現代教育改革論('11)-世界の動向と日本のゆくえ-
 立命館大学の江原 武一教授による「第13回 教育の国際化」、ヨーロッパでは国境を接する国の言葉を学ぶのが不思議でないのに、日本では外国語教育として英語が中心であり、隣国である中国語や朝鮮語などが教えられていない現状を指摘する言葉に「目から鱗」という気持ちにさせられました。
 英語は敗戦国として連合国軍占領下でGHQの影響の大きかった時代から継続している一方、台湾、朝鮮については戦前の日本の統治時代において日本語の使用を強要した歴史があり、そのことから一部の施政者の中国語、朝鮮語を学ぶことに対する「属国の言葉を学ぶのは」という抵抗があり、それが現在も継続しているように思われてなりません。

■ 市民と社会を生きるために('09)-実践のすすめ-
 放送大学の高橋 和夫教授の「13回 プレゼンテーション」は女流落語家の古今亭菊千代さんを招いて落語と比較しながら、プレゼンテーションを考えるもので、とても興味深く聴講できました。