頂き物は多少、使い勝手が悪くても我慢して使うことがしばしばあります。
 現在、使用のソースパン(写真上)は開口部内径12cm、高さ10.5cmで、深絞りとともに底側に広がった形状はシチューなどの料理に向いていて「このような形状の加工技術は・・」と加工技術の面で気に入っています。ただ、重心が柄に近いことから、少量のソースなどの調理ではコンロの五徳に載せる方向が悪いと柄側に倒れ、左手で柄を持って調理したものを右手で持ったヘラで皿に掻き出す場合、深いことから使いづらいものがあります。加えて片口の注ぎ口は右手で柄を持つことを前提としたデザインで、住処のガスコンロがキッチン流し台の左側に位置することから、「左手でソースパンの柄を持って」という用法でも使い勝手がよくありません。でもそれ以上は考えずに使ってきました。
 IKEAへ行った際、IKEAのアウトレット売り場の近くで両口の注ぎ口のSKÄNKA ソースパンが999円のところ、現品特価499円で売られていました。手に取って重量バランスも問題ないことを確認し、「少量の調理をするのに便利になる」で購入しました。重量バランスも改善され、少量でも五徳の上で安定を得られるようになりました。また、他の使い勝手も改善されました。
 「用途にあった鍋を早く入手すればよかった・・」と反省させられました。なお、「このソースパンに合致する15cmの鍋蓋があれば・・」とIKEAを探しましたが該当するものはなく、近くのホームセンターも探しましたが、14cm、16cm、18cm、・・というサイズで残念ながら見つかりませんでした。