日本の感染症に関する報道はデング熱に関するものが増え、エボラ出血熱に関するものが少なくなりました。しかし、「国境なき医師団日本」のWebサイトを見ると「エボラ出血熱:圧倒的な支援不足、生物災害対応チームの動員を――MSF、国連で訴え」とウイルスとの戦いのただ中にあることが理解されます。

 独立行政法人 国立国際医療研究センター国際感染症センター 国際感染症対策室デング熱のWebサイトを見るとは「メディアからお問い合わせを受けている内容を中心にまとめています 」と前置きして【報道関係の皆様へのお願い】 が書かれています。その内容は次のもので、以前、科学技術ジャーナリズムを学んでいた時と状況は変わっていないことが実感させられます。