4月のblogでドイツ航空宇宙センター(DLR : Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt)の巡回展示「火星の新しい視点」が4月16日~9月1日、日本科学未来館で開催されていることを紹介しました。火星周回探査機Mars Expressの打上げ(2003年6月2日)から10周年というのが巡回展示につながっていると思いますが、ドイツ航空宇宙センターが2013年2月27日、東京に代表事務所を開設したことも関連しているのではと想像しています。
 (うえいぱうわ さんに先を越されてしまいましたが (^_^; )、火星の地表の3D フルカラーを楽しみに日本科学未来館へいきました。7階の開催場所、入館料は要りませんが、もうひとつの目的、オバマ大統領の立った場所を見るために年間パスポートを渡してチケットを発行していただきました。
 3Dメガネをかけ、火星のクレータや渓谷の深さ、また、火星の衛星のフォボスが飛び出してくるような感じをとても楽しめ、展示を見ている間中、顔がほころびっぱなしになってしまいました * (^_^;
 なお、展示の3D画像をデジタルカメラで撮影し、住処のPCディスプレイに表示して3Dメガネで同じ効果が得られるか実験してみましたが、会場で感じた「ワ~ッ!!」という効果は得られませんでした (T_T)
 宇宙に関心ある方、是非、日本科学未来館で『火星の新しい視点』をお楽しみください (^_^)

* : 晴れた日、閉館時間が近くなると上の写真のように影ができ、観る環境としてはあまりよい条件とはいえませんので、あまり遅くならない時間、あるいは曇天時に観るのがよいようです。プラネタリウムのドーム近くに窮屈に展示されていること、自動販売機の置かれた部屋にも展示がされていること、そしてこのような展示物に適しているとはいえない外光条件から、適した展示スペースがなく、7階に無理やり展示したという裏事情に気付かされます・・。