夜の安田講堂

 『第4回 東京大学IRTシンポジウム』が東京大学山上会館で1月15日にあり、参加してきました。 国立成育医療研究センターの千葉敏雄先生による「医療を支える工学とは?:生まれる前の診断・治療の視点から」の講演は、超音波3D motion trackingを用いた子宮内胎児治療用HIFU照射システムなどの事例を通して胎児段階の治療がその人の誕生後のQOLに大きく改善することを紹介され、『胎援隊』という言葉を交えながら医・工連携のさらなる必要性を熱く訴えるもので、久しぶりに心に響く講演を聞いた気持ちになりました。
 他の実際に開発に携われている方々の講演、疑問に思っていたことが「なるほど・・」とわかったこともあり、大変、参考となりました。