[左] ラジオサーバーポケット PJ-20 (Olympus) :外形寸法112×50×16mm, 質量106g(電池含む)[右] HYBRID W-ZERO3:外形寸法 約120×53×17mm, 質量158g(電池含む) 放送大学のラジオ放送による講義『日本のマスメディア('07)』をタイマー録音することを目論んで、microSD対応でアンテナステーションに同軸ケーブル対応のアンテナ端子が設けられたPJ-20をAmazonに注文しました(発売当初は2万円台で販売だったのが、Amazonで1.5万円くらいの値がついていたのも強い理由でしたが・・)。それから約1ヶ月、製品が入荷しないという連絡をAmazonから何度か受けた後、やっとPJ-20が到着しました。
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PJ-20の品切れ、価格が1.5万円程度になったことで需要が急に高まり、生産が追いつかずに在庫が払底したと推定されます。また、PJ-20は現在も品薄の模様で販売価格も私が注文した時よりも上昇しています。
需要と供給において価格の影響を知るための事例としてOlympusの関係者にPJ-20の品薄が私の推測した通りか、是非、聞いてみたいものです。
■ PJ-20の取扱説明書のわかり難さ本体設定の設定項目のメニュー(モードがラジオでは[メモリ選択]、[初期化]が表示されず) PJ-20の取扱説明書は「操作上のポイントがわかりやすく書かれている」とはお世辞にもいえません。次の1., 2.は取扱説明書の最初のページに大きな文字で書いて欲しかったこと、そして3.は取扱説明書の不備と思われる点です。
1. 本体のFMアンテナについて (p.20) PJ-20にはAMアンテナが内蔵されていますが、FMラジオのようなロッドアンテナは内蔵されていません。そしてロッドアンテナの代わりをするのが、イヤホンジャックに接続するFMケーブルアンテナか、付属のイヤホンとなります(別のヘッドフォンを接続しても感度は向上します)。
2. アンテナステーションに差込時は、接続のアンテナは1つ (p.24) 「本機をアンテナステーションに接続して使用する場合、FMアンテナは本機のイヤホンジャック、アンテナステーションのFMケーブルアンテナまたはテレビ受信用アンテナのいずれかのみ接続してください。複数のFMアンテナを接続すると、受信感度が低くなる恐れがあります。」(取扱説明書より)
3. 『本体設定の設定項目:』の表示について (p.107) 『本体設定の設定項目:』のメニューに[メモリ選択]、[初期化]の表示がありますが、[モード切替]がプレーヤーの時に表示されるのみで、[AMラジオ]、[FMラジオ]では表示されません。(取扱説明書には記載がないようなため、現在、Olympusに確認中)
* : 目的のラジオ講義のタイマー録音は、PC内蔵の地上/BS/110度CSデジタル放送フルハイビジョンテレビキャプチャーボードでBSのラジオ放送を録音することで対応しました。なお、その整理に録音に用いたPCのLINE出力にICレコーダのICR-S278RMを接続して録音した講義を再生させてMP3化するという一手間(といってもタイマー録音した後、講義を聴くため、再生しますので「そのついで」といえますが)は必要となりました。
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魔が差してラジオサーバーポケット PJ-20を:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-01-25ラジオをタイマー録音できるICレコーダ (2):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13-1PJ-20|オーディオ|オリンパスイメージング
http://olympus-imaging.jp/product/audio/pj20/【
追記】
本体内に4GBのメモリー、44.1kHz/128kbpsの高音質のサンプリング周波数で66時間30分の記録時間、22.05kHz/48kbpsの長時間音質で178時間、私の使い方であれば十分ですが、2GBのmicroSDの余剰品がありますのでこれを使うことにしました。(上記の3.の項目、これで気付いたものです。)
PJ-20の液晶ディスプレイの表面にすり傷などが付かないように、携帯電話の液晶ディスプレイの保護フィルム(目安41mm×34mm)を貼りつけようと思います。