HYBRID W-ZERO3 のカメラで撮影したPRW-1000 (CASIO)
・ 640x480で接写撮影したものをリサイズ


 HYBRID W-ZERO3 の内蔵カメラ、500万画素と以前使っていたCoolPix 4500を凌ぐ画素数で「PHSでこの画素数・・」と驚かされます。Advanced W-ZERO3 [es]の130万画素から約4倍の増ですが、なによりもAd-esでは白バックで撮影した場合、偽色の発生が気になったのが、上の画像のように「HYBRID W-ZERO3で撮った」といわなければわからない程度の画像が得られます。なお、若干、ソフトフォーカスがかかったような感じがありますが、保護シールの影響が考えられます。
 Advanced W-ZERO3のレンズ部は凹部に納まるデザインですが、2年の使用で透明のプラスチック部に貼った保護シールに若干の擦り痕ができました。レンズが小さいだけにその影響は無視できないため、耐久性を優先させて、HYBRID W-ZERO3を入手してすぐ液晶保護シール((株)ラスタバナナ)を貼っています。

■ 接写


 接写性能を確認するためにいつものようにスケールの撮影を試みました。最短撮影距離は10cmとされますが、最近、チェックしているレンズでは安全率の高いものもありましたので、まずはそれより短い距離での撮影を試みました。しかし、一瞬、「AFが合焦したかな」と思ってもピントがすぐ外れ、ピンボケ写真の乱造となりました。そして撮影距離を10cm程になるとしっかり合焦して上の写真が撮れました。それでも撮影倍率は35mm判換算で約0.53倍。なかなかのマクロ撮影性能です。
 なお、デジタルカメラではありませんので、少し暗いとフォーカスが合わなくなります。(さもないとデジタルカメラの存在意義がなくなります・・)

■ 画角
 内蔵カメラの画角は公表されていませんが、気になります。そこでHYBRID W-ZERO3 の画像に近くなるようにFinePix F200EXRのズームの位置を調整してチェックしました。(F200EXRはズームレンズの停止位置の微妙な調整が不得手のため、おおよそとなります。) これより、HYBRID W-ZERO3の内蔵カメラのレンズは35mm判換算36~37mm程と想定されます。